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子宮頸がんワクチンについて

久しぶりにブログをします。
新型コロナウイルスワクチンが話題になり最近、子宮頸がんワクチン
を希望する患者さんが見えます。
子宮の入り口の部分に生じるがんを子宮頸がんといいます。
以前は発症のピークが40〜50歳でしたが、最近は20〜30歳代に増えて
いて30歳代がピークとなっています。
日本では毎年約一万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3000人が亡く
なっています。
子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因
です。HPVには200種類以上の型が存在し、60〜70%はHPV16型、18型
によります。日本国内において承認されたHPVワクチンは2価ワクチンと
4価ワクチンの2種類があります。
欧米の多くの国々では2006年〜2008年に9〜13歳の女児を対象とした
HPVワクチンの定期接種プログラムが開始されました。副反応についても
専門委員会が世界中のデータを解析し、安全性を示してきました。
日本においてはHPVワクチン接種後に報告された広範な疼痛や運動障害、起立性
調節障害など多様な症状に関しては、因果関係を科学的、疫学的に示した報告は
ありません。
 どんなワクチンも有効性と副反応の両方があり、有効性が副反応をはるか
に上回る場合に推奨されます。
  正しい知識を持った上で接種されることをお勧めします。