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2024年1月16日

ブライダルチェックに追加したい項目

最近、妊活をされている患者さんに対して、AMH値の検査がされています。AMH値は卵巣の中にどれくらい卵胞があるかを測る検査です。生まれたときの卵胞数は約200万個と言われていますが、思春期頃には約70万個にまで減少します。月経が開始してからも、月経のあるなしに関わらず減少し、そのスピードは1カ月に1000個と言われています。一生のうちで排卵される卵子は400~450個で、平均閉経年齢は約50歳です。その頃の卵巣には1000個程度の卵胞が残っていますが、これは卵巣機能の低下などから、ほとんど排卵には至りません。AMH値を測定することにより、どのくらい卵胞が卵巣に残っているかわかります。年齢を問わずAMH値が極めて低く、卵巣に残された卵胞数が少ないと予測された場合、子供を授かりたいという希望があるのなら、早めに妊娠へチャレンジすることが大切です。ご希望があれば、AMH検査をブライダルチェックに追加します。