その他・サポート
人工妊娠中絶
妊娠したけど、今回はどうしても産むことができない場合、法律上、中絶手術ができるのは21週6日で、22週に入ると中絶手術はできません。
当院では11週6日までの中絶手術を行っています。
もちろん早い時期の方が、お身体への負担が少なく、おなかの中の胎児が育って大きくなれば負担が大きくります。中絶手術は吸引法で行うので安全です。入院の必要はありません。
不妊について
当院では不妊治療の入り口であるタイミング療法をしています。
タイミング療法とは、最も妊娠しやすいタイミングに性交渉を行う方法です。
基礎体温や超音波検査、尿中LH検査などを参考にしながら、排卵日を予測し、効果的な性交渉のタイミングをアドバイスします。最も自然な妊娠に近く、お二人にとって負担の少ない、不妊治療のファーストチョイスです。年齢など個々の条件により異なりますが、まずは不妊検査の結果、きちんと排卵があり、精液検査に問題がなければ、タイミング療法から治療をスタートすることをお勧めします。
基礎体温を付けることで、ある程度の排卵日を予測することはできますが、実際には排卵日が自分の思っているタイミングと異なっていることもあります。月経不順がみられる場合などは、特に正確に予測するのが難しいかもしれません。自分たちなりのタイミングによる性交渉でなかなか妊娠できないときは、一度指導を受けてみることをお勧めします。
自然周期によるタイミング療法でうまくいかない時は、排卵誘発剤を併用して、複数の卵子を排卵させ受精の確立を高めることもあります。しかし、なかなか排卵調節がうまくいかない場合には、体外受精を含めたステップアップを考えた方が、妊娠には近道かもしれません。