ブログ

2009年4月20日

子宮ガンについて

子宮ガンには子宮頸ガンと子宮体ガンがあるのを知っていますか。
この二つは検査方法、原因そして組織型もまったく違っています。普通、皆さんが検診を受けているのは子宮頸ガンでこの検査で異常がなかったら子宮ガンの可能性はまったくないと考えるのは間違いです。
現在は子宮頸ガンの方が多いのですが、子宮体ガンの頻度は増えつつあります。子宮体がんは子宮頸ガンに較べて発症年齢が高いといわれていましたが、最近食生活の欧米化につれて比較的若い人にも増えています。
この前ある雑誌んを見ていたら、子宮頸ガンの原因はウイルスでワクチンを注射すれば子宮頸ガンは防ぐことができると書いてありました。このウイルスは100種類以上の型が分離され、ガンの原因とされる型も20種類以上あります。日本でワクチンが使用されるのはまだ先のことになると思われます。現在は従来の検診を受けることがよいと思います。