2024年6月29日
HPVワクチンのキャッチアップ接種
20~30歳代女性のがんの中で最も多いのは子宮頸がんです。日本では、年間約10000人が新たに子宮頸がんと診断され、約3000人が命を落としています。子宮頸がんの95%以上は、ヒトパピローマウイルスというウイルスの持続感染が原因です。子宮頸がんは、予防可能ながんです。HPVワクチン接種と定期的な子宮頸がん検診で予防しましょう。HPVワクチンの定期接種の対象であった期間(小学校6年生~高校1年生相当)に接種機会を逃した女性や接種を完了していない女性はキャッチアップ接種として、公費で接種が受けられます。対象者は1997年4月2日~2008年4月1日生まれ(16~27歳)の女性です。キャッチアップ接種の対象者が公費助成を受けられるのは、2025年3月末までです。