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2024年2月21日

子宮頸がん検診の自己採取

一般的に子宮頸がんの検査では、ブラシやヘラで子宮頸部をこすり、細胞を採取する子宮頸部細胞診と呼ばれる検査を行います。その採取方法として、医師が直接子宮を見ながら頸部の細胞を採取する医師採取が一般的ですが、自分自身で子宮頸部の細胞を採取する、自己採取による検査方法もあります。子宮頸がんは、子宮入り口付近に発生する女性特有のがんです。初期には全く症状がなく、20代で急増します。子宮がん検診は女性であれば必ず検査しなければなりません。自己採取法は手軽ではありますが、膣の奥にある子宮頸部を目で見ながら適切な場所をこすって採取することは、一般の人にはなかなか困難です。誤った場所の細胞を提出してしまって正しい診断がされない可能性があります。医師による検査に抵抗があったり、時間もない人にとって自己採取法は一つの選択肢ではありますが、検査精度に不安がある人は医師採取を選択しましょう。